全国的に暑い日が続く中、1週間後には社会保険労務士試験が実施されます。社会保険労務士に限らず、税理士や中小企業診断士も8月の暑い時期に試験が開催されます。会場となる大学の夏休みに合わせてのことなのでしょう。
筆者が受験した約30年前は、今ほど気温が高くはなかったですが、冷房設備がない試験会場もあり、あえて北日本の試験会場で受験する人もいたくらいです。筆者も冷房設備がない会場で受験した記憶があります。
社労士登録後の2000年頃から一時期、試験実施事務を社労士会が厚生労働省より受託し、筆者も試験監督として何度かお手伝いした経験があります。自分が試験を受けるわけではないですが、受験生の真剣な表情に触れると、試験監督側も身が引き締まる思いで、受験生がベストを尽くせるような運営を心掛けたことを思い出しました。自分が受験したときは周りの様子など気にならなかったのですが、試験監督として会場全体を見渡していると、人それぞれ集中の仕方の違いを感じたものです。
ご存じの通り、試験は選択式試験と択一式試験で構成されています。特に、択一式試験は3時間30分という長丁場ですので、集中力をいかに保持するかがポイントです。
しかしながら、3時間30分もの間集中力を維持することは難しく、どこかでケアレスミスを起こす可能性も高まります。今は冷房設備が完備している会場で暑さの心配はないにしても、水分補給は心掛けましょう。指定された時間内に試験監督に申し出れば許可されるはずです。水分補給で一息入れて考え直すと、ちょっとした思い違いに気が付くこともあります。
また、3時間30分という長時間ですので、トイレに行きたくなることもあるでしょう。この場合も試験監督に申し出れば許可されます。筆者が試験監督を行っていた時は、ポーチなどの中身を確認したうえで、トイレの入り口まで同行したものです。携帯電話などが普及する前の話です。
別にトイレに行きたくなくても、一度は席を立って顔を洗って戻るだけでも気分転換になります。ぜひ心掛けてください。
択一式試験は五者択一ですが、正解の選択肢を二つまでには絞り込めても、最後の判断に迷うことがあります。そのようなときには自分なりの気分転換の方法で一息入れ、問題文と選択肢をよく読めば、正解が見えてくるかもしれません。
受験生皆さんのご健闘をお祈りしています。