人事労務の「作法」

企業の人事労務課題を使用者側の立場で解決します

こんなときは(採用・入社)

105.入社式での社長の訓示から企業が見える

新年度が始まりました。 4月1日にはどこの企業でも入社式が行われ、ニュースでも入社式の様子が紹介されるのは毎年の光景です。 入社式といえば、社長が新入社員に訓示を行うのが通例です。内容は各社様々ですが、目的はその企業の一員となることの自覚を持…

103.「配属ガチャ」よりも「上司ガチャ」に配慮を

まもなく2025年度の新入社員が入ってきます。入社を控えた方は、期待と不安の日々を過ごしていることでしょう。 企業によっては既に配属部署を通知している場合もありますが、入社式に手渡される辞令を受け取って初めて配属部署を知るというケースも少なくな…

068.内定辞退に備えましょう

2025年春卒業の学生の就職内定率は8割を超えているようです。企業としては、採用活動が終了し、一息付いているところかもしれません。ただし、10月1日の内定式までのこの時期は、内定辞退に備えておく必要があります。 学生が内定辞退する主な理由は以下のよ…

066.インターン学生の受入について思うこと

夏のインターン学生の申込受付が始まっています。 近年、業界に関係なく就職を控える学生に対し、インターンシップとして職業体験の機会を提供する企業が増えています。学生側からみても、インターンシップを体験することは就職活動の重要なプロセスとして定…

065.試用期間満了後の本採用ルールを明確に

4月入社の新卒社員の試用期間が満了する頃ではないでしょうか。試用期間とは、応募書類や面接では見極めきれなかった社員の適性や能力を、一定期間働いてもらったうえで本採用するかどうかを判断するための期間です。 試用期間についての法的な制限はありま…

061.採用選考が解禁されましたが

本日6月1日より、2025年春卒業の学生に対する採用選考が解禁されました。 ただし、既に内定率は7割を超えていると言われ、そればかりか、2026年卒の学生をターゲットとしたイベントを開催する動きもあり、政府の方針は形骸化していると言わざるを得ません。 …

049.新卒の会社選びは慎重に

2025年春に大学を卒業する学生への企業説明会などの広報活動が、3月1日に解禁されました。 その一方で、すでに採用内定率は30%を超えているとの報道もされています。昨年夏のインターン参加後に、企業と学生が接触して、早い段階で採用内定を出しているので…

027.内定式の裏側

10月2日、オフィスビルのロビーで、リクルートスーツの若者を数多く見かけました。内定式に参加した学生でしょう。 10月初旬に内定式が実施されるのは、現行の就活ルールでは、内定解禁が10月1日からとなっているからです。実際には6月頃までにほとんどの採…

022.採用時には身元保証書の提出を求めましょう

新規採用時、皆さんの会社では身元保証書の提出を求めていますでしょうか。 身元保証人となる人には、採用された人の人物保証の目的と会社に損害を与えたときの賠償責任を負ってもらう目的があります。よって、身元保証書に記載する事項は、保証人となる人の…

016.即戦力中途採用の謎

日本の企業でも人材の流動化が進み、転職市場が活況を呈しています。 募集の条件としてどの企業でも即戦力を求めていますが、そもそも即戦力など市場に存在するのでしょうか。 ある企業で営業成績が優秀でも、顧客や販売する商品が違う別の企業で同じような…

003.採用面接時の逆質問、必要ですか?

採用面接の最後に、面接官から学生に「逆に何か質問はありますか」と聞くことがあります。 面接官はすでに面接の中で合否判断の材料は入手していて、学生からの逆質問の有無や内容をその材料に加えるわけではなく、単純に「わからないことがあればお答えしま…

002.採用すべきか否か

最近、採用試験において適性検査を実施するケースが増えています。 学校の成績は優秀で面接での受け答えも申し分ないのに、適性検査の結果だけ今一つという人もいます。特に、コミュニケーション能力が低く、組織に適応し難いなどといった結果が出ている場合…

001.採用内定は出したけれども

2023年4月時点の大学生の就職内定率は48%程度と発表されています。 企業側としては採用内定を出した学生が本当に入社してくれるのだろうか、という不安があることでしょう。仮に入社承諾書を受領していても、それ自体には法的拘束力はなく、より良い条件の…

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