こんなときは(人事異動)
日本人選手の活躍の影響で、メジャーリーグの試合中継が放映されることが多くなり、筆者も時々見ることがあります。 試合中、日本向けの実況者や解説者が、メジャーリーグの監督には、選手としてはメジャーの経験がない人が多いことを話しているのを聞くこと…
企業の人事部を舞台にしたTVドラマが最終回を迎えました。 ストーリーの展開はさておき、人事部にフォーカスした今まで類のないドラマだったと感じています。しかし、筆者としては最初から最後まで少し違和感をもって見ていた箇所があります。 過去の記事(1…
ある調査では、退職を考えるきっかけとなる出来事の最上位は「望まない勤務地への転勤」だったそうです。 望まない職種や部署、望まない上司の元への異動や、役職の降格以上に転勤が退職のきっかけとなるというのは興味深い結果です。もっとも、転勤には職種…
このブログを開設して2年近く経過し、投稿記事が100件に近づいてきました。 時々、過去の投稿を読み返すのですが、これだけの投稿があると、当時の考えがさらに発展したテーマや、逆に違った考え方をするようになったテーマもあります。今回はそのようなテー…
2025年がスタートしました。 この年末年始は9連休だった方も多かったのではないでしょうか。筆者も少し時間があったので、久しぶりに読書をしました。とはいえ、歴史小説や純文学の類ではなく、あくまでも人事労務に関するハウツー本であり、我ながらこの世…
前回、大課長問題には「ピーターの法則」が有効であることを述べました。そこで今回は、ピーターの法則について考えます。 皆さんの会社の中で、次のような事象に心当たりはありませんか。 営業成績が優秀な営業課長のAさんが営業部長に昇進し、部全体の営…
最近、多くの企業で「大課長」問題が発生しているようです。 大課長問題とは、部長や本部長が課長と同じような仕事をしていることを指します。課長の仕事といえば、短期の業績や成果を向上させることに注力し、そのために課内で先頭に立って、メンバーに具体…
転勤を命じたところ、家庭の事情により転勤できないという申し出があり、人選をやり直すといった事があります。 金融機関など、全国規模で転勤がある業種では、転勤のない地域限定社員制度を設け、うまく機能している例があります。 しかし、本社一局集中な…
最近の若手社員の中には、管理職に就任するよりも、生涯現役として、今まで培ってきた営業や開発などの第一線で活躍したいと考える人が一定割合いるようです。 確かに課長などの中間管理職は、営業や開発の第一線からは一歩後退し、チームメンバーのマネジメ…